1対1のスケールで複製された木造帆船「遣唐使」号が10日、上海万博会場周辺の水域で試航海を行った。同船は12日に開催される万博・日本館デーの祝賀活動に参加する。復元された「遣唐使」船は、日本の飛鳥潤オ平安時代(7潤オ9世紀)の「遣唐使船」を元にしたもので、赤と白を基調とする色の船だ。外側は全て木造構造で長さ33.6メートル、幅9.2メートル。船体上には多くの小屋や帆、櫂、碇、舵などが全てしつらえてあり、船体内部は鉄骨作りでエンジンも備えている。またマストや帆も設置され、人が櫂で漕いで進むこともできる。
「人民網日本語版」2010年6月11日