上海万博の開幕から50日目を迎えた19日、梅雨の蒸し暑い天気にもかかわらず、これまでの来場者数はのべ1600万人を超えた。万博人気が引き続き高まるなか、ライセンス商品の売上も200億元(約2670億円)を上回り、数カ月繰り上げて所期の売上目標を達成した。中国新聞網が伝えた。
万博ライセンス商品経営弁公室の統計データによると、募集したライセンス商品メーカー350余社が設計・開発した商品2万4千種は、日用品、商品、貴金属製品、切手シート、ダイヤモンド製品、出版物など29項目に大きく分けられる。うち1万5千種の商品がすでに発売されており、500元(約6670円)以下の商品は83%、500元以上の商品は5%を占める。パーク内における一人当たりのライセンス商品購入額は30元(約400円)近く。一日の最高売上は1400万元(約1億8700万円)を上回り、万博ライセンス商品の売上も計約205億元(約2740億円)を超えた。
歴代の万博を振り返ると、各種賛助金と入場券の売上を除けば、ライセンス経営が万博の主要な収入源であることは容易に察しが付く。(編集YT)
「人民網日本語版」2010年6月21日