AFP通信によると、チリは17日、「落盤事故で閉じ込められていた33人の作業員を引き上げた『フェニックス号』救出用カプセルを中国に運び、上海万博で展示する」と発表した。
「フェニックス号」救出用カプセルは長さ4メートル、重さ450キロ。17日にチリを離れ、上海到着から31日までチリ館で展示される予定である。
なお、33人の作業員を引き上げるため、チリは救出用カプセルを3個用意し、それぞれ「フェニックス」1号、2号、3号と命名した。実際の救出作業では「フェニックス2号」が使用され、現在、チリ国内で展示されていますが、上海万博で展示されるのは予備の救出用カプセルである。
「中国国際放送局 日本語部」より2010年10月20日