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「嫦娥一号」、月周回軌道を158周 搭載設備の一部が稼動開始
発信時間: 2007-11-21 | チャイナネット

11月20日14時までに、月探査衛星「嫦娥一号」は月周回軌道をすでに158周した。現在、衛星は正常に作動しており、状態も良好で、地上からの観測や制御も正常である。

11月19日、制御センターの指令により、「嫦娥一号」は月探査の姿勢に調整された。つまり、電力補給のためのソーラーバネルが太陽に、データ送信のためのアンテナが地球に、科学探査のための探査機器が月に向けられる姿勢である。

国家宇宙航空局のスポークスマンが20日明らかにしたところによると、現在、「嫦娥一号」に搭載されている一部の設備、たとえば一回性の電源、データ保存機器、通信システムなどがすでに作動を始めている。探査機器の正常な作動とデータの正常な伝送を確保するため、今後の数日間に、これらの設備のテスト運行を行うことになっている。

「チャイナネット」2007年11月21日

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