ホーム>>文化>>月探査衛星「嫦娥一号」の打ち上げに注目
「嫦娥一号」、月の写真データを伝送中
発信時間: 2007-11-23 | チャイナネット

伝えられるによると、月探査衛星「嫦娥一号」は現在、月の写真の伝送をテストしており、写真は26日に正式に公開することになっている。月面の様子をよりはっきりと正確に捉えるため、専門家は現在、すでに伝送された写真のデータをもとに、「嫦娥一号」の設備を調整している。

専門家によると、「嫦娥一号」が伝送した写真のデータに対し、圧縮と暗号化の操作を行うことになっている。これらのデータの受信と処理を行うのは中国科学院所属の国家天文台。データは二つに複製され、一つはデータ管理システムに保存され、もう一つは運行管理システムの指令によりデータ処理センターで処理されることになっている。

「嫦娥一号」に搭載されているCCDカメラは、月面を連続撮影し、広さ60キロの月面の画像を15ミリのフィルムに記録し、1カ月間で月面全体の画像をカメラに収めることができるとみられている。

また、国家宇宙航空局の李国平スポークスマンによると、2008年1月中旬までに、「嫦娥一号」に搭載されているすべての探査機器は月面を一周探査することができるということである。

「チャイナネット」2007年11月23日

  関連記事
  同コラムの最新記事

· 月探査第2期プロジェクト、立件申請中

· 嫦娥一号による最初の月立体画像、26日公開へ

· 「嫦娥一号」によって写された月面の写真を公表

· 「嫦娥一号」、月の写真データを伝送中

· 「嫦娥一号」、月周回軌道を158周 搭載設備の一部が稼動開始