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「神舟7号」乗組員エピソード(3)全員冷静沈着
発信時間: 2008-09-25 | チャイナネット

全員が冷静沈着

 宇宙飛行士3人うち、テキ志剛が最も活発な性格のようだ。劉伯明と景海鵬の父親はいずれも、テキ志剛と面識があり、「彼は、誰からも好かれる若者だ」とその人柄を称えている。

テキ志剛の高校時代のクラス長だった張福仁氏によると、テキ志剛は落ち着いた性格で、クラスでは労働委員を務め、学生全員による労働活動があると、先頭に立って働き、少しも苦労をいとわなかったという。張氏は、テキ志剛に対する印象について、「テキ君は謙虚で物腰が低いが、『腕相撲』では誰にも勝ちを譲らなかった。

男子生徒達は好んで力較べをしたが、翟テキ志剛に比べ、劉伯明はやや内気な性格のようだ。中学3年時の国語を担当した張先生によると、彼はクラスで口数が少なかったため、一学期の半分が過ぎても、彼に対する印象はほぼ皆無だったという。しかし、中間テストが終わると、この成績抜群の学生は先生の目に止まった。高校3年時のクラス担任だった張福林先生は、「劉君が依安県の故郷に帰ってくるたびに、高校時代のクラスメートが集まったものだ。彼はとても朴訥な性格で、集まった時、自分の事をベラベラと話すようなことはなかった。他のクラスメートが話すのを傍らで静かに耳を傾ける彼は、誰からも好かれていた」と述べた。

景海鵬も小さい頃、無口な子供だった。妹の景艶芳さんによると、兄は大変もの静かで、授業がない時は家にいることが多く、あまり外出しなかったという。父親の景靠喜氏は、景海鵬は小さい頃から落ち着いた性格で、人と争ったことはなく、弟と口喧嘩することさえなかったと語った。

「人民網日本語版」2008年9月25日

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