親民党の宋楚瑜主席率いる大陸部訪問団は6日午前10時、陝西省黄陵県の黄帝陵を参拝し、式典を行った。訪問団はその後、黄帝陵正殿から北西へ1キロ離れた陵墓区を訪れ、参拝した。宋主席は黄帝の陵墓前で演説を発表し、次のように述べた。
今回の大陸部訪問には3つの重要な予定がある。それは、中華民族の共通の祖先である黄帝を参拝してルーツをたどること、中山陵で「国父」孫中山氏を参拝すること、そして3つ目はわが宋家の墓参りをすることだ。われわれは「はるか昔を追想し、根源を忘れず」という言葉で、この3つの計画を表したい。
台湾海峡両岸は100年の断絶と50年の対抗を経ており、われわれはこの問題を解決する必要がある。非常に重要なのは、根源を探し、見つけ、忘れないならば、この問題はとても簡単に解決するということだ。黄帝はわれわれ中華民族の共通の祖先であり、われわれの先賢は数千年前にここで山林を保護し、子孫を守り育てた。中国人は根源を忘れることはない。両岸の人々は一つの家族だ。21世紀にすべての中国人、両岸の中国人、両岸のすべての人々が相互に愛し合うようにさせることができる。これが親民党の敬虔な心だ。
「人民網日本語版」2005年5月6日