日本で非常に人気のあるフリーペーパー『美少女図鑑』は2002年11月、新潟の広告企画会社であるテクスファームから創刊された。これは地元の美容院や洋服店などを広告主とし、各地の一般の女の子をモデルとしたもので、読者たちに親近感を与えた。
この「美少女図鑑」が北京で発行されることになり、3月18日夜、「美少女図鑑」の発行をプロデュースする近藤大輔氏によるセミナーが清華大学で開催された。
近藤さんはセミナーで、「美少女図鑑」について紹介し、参加者の質問に答えた。「ファッション誌が多いことは事実。プロのモデルがおしゃれな洋服を着るのは非常にきれいだと思うが、一般の人たちは自分には似合わないと思うのではないか。また、雑誌ではショップや美容室の場所などが具体的に紹介されておらず、読者たちは不便に感じている。そのため、町に住む『普通の女の子たち』をモデルとし、だれもが見覚えのある街を背景に撮影したファッション誌を読者たちに提供したい」と述べた。
参加者の質問に答える近藤さん