当時は帰宅ラッシュで、ほどなくこの女性の回りを大勢の人が囲んだ。ある男性がどのように恩返しをするのかと聞いた。驚くことにこの女性は「自分の体で報いるべきだが、ふるさとへ戻りたくてたまらないので、将来ここに戻ったなら、きっと恩人に報いるつもりです。」と話した。その後、「証拠品」として「愛人証明書」を持ち出した。
あるゲーム愛好者によれば、この女性が持ち出した「愛人証明書」には、あるゲーム会社のLOGOが印刷されていることがわかった。そのネットゲーム会社の新手の宣伝だと思う人も多い。上海地下鉄運営センターの関連責任者によると、この女性は7月19日前後、9号線の松江区間に現れ、大学密集地域の学生たちのある種の「アート」だとも推測されている。
また、あるネットゲーム業界関係者は「先日、上海地下鉄で頻繁に変わった人が出現しているのは、7月28日に開幕予定の中国国際数碼互動娯楽展覧会(ChinaJoy)と関連しているのでは」という。上海地下鉄運営管理センターの責任者は、この個人的な行為が地下鉄の正常の運営や秩序に影響を与えることがあれば、「上海市軌道交通管理条例」により制止するといっている。