西暦842年から864年、中国の唐に観音像を求めた日本の僧侶が普陀山(浙江省舟山市)に観音道場を開いたという歴史的伝説をもとにした映画「不肯去観音(行かず観音)」が26日の観音菩薩成道日(観音様が悟りを開いた日/旧暦6月19日)に全国で封切られる。中国で観音を題材にした映画が製作されたのは初めて。中国を代表する実力派女優の斯琴高娃(スーチン・ガオワー)や「古装の王子」と呼ばれる聶遠(ニエ・ユエン)、張芸謀(チャン・イーモウ)監督の「金陵十三釵」でヒロインの一人に抜擢された新鋭女優・李純(リー・チュン)など中国の著名俳優のほか、中野良子や中泉英雄など中国でも知られる日本人俳優も出演する。「北京青年網」が伝えた。