中国の 胡錦涛国家主席は8月1日、アメリカのブッシュ米大統領の特別代表であるポールソン財務長官と会見した。会見の中で、双方は青海・チベット高原(青蔵高原)の生態環境にも触れた。
胡主席は、ポールソン財務長官のさいきん青海省訪問の感想について尋ね、「青海省は72万平方キロの広大な土地を有するのに、人口はわずか540万である。自然資源が豊かで生態環境もユニークであり、色とりどりな民族文化も存在している」と語った。
ポールソン財務長官は、「青海・チベット高原の生態環境は中国にとって非常に重要であるだけでなく、世界の環境にも直接影響を及ぼすものである。逆に言えば、世界の環境も青海・チベット高原の環境に影響を及ぼしている。中国政府が青海・チベット高原で推し進めている環境保全や環境回復の仕事をこの目で見ることができて喜んでいる。これは両国の協力がさらによく展開され、環境保全の分野で成果を示すことを表しているのではないか」と語った。
「チャイナネット」2007年8月2日