先般、上海市政府が開いた記者会見により、現在までのところ、上海市の環境・空気の質のよい青空の日が年間9割以上に達したことが明らかになった。
今年、上海市が300億元以上の資金を環境保護へ拠出したことにより、上海市の環境の質的レベルには顕著な改善が見られ、黄浦江、蘇州河などの河川の水質のレベルも一段と向上した、と上海市環境保護局の張全局長は述べた。
また、上海市は汚染対策、水環境整備対策、工業汚染対策などの重点分野の重点プロジェクトの面でも、理想的な進展を遂げている。上海市の汚水集中処理率は70%以上に達し、約九割の河川の環境が改善されている。その他、崇明生態島では最初の汚水処理工場が建設され、生態系の保護や建設の面でも成果を挙げている。
同時に、上海市の環境保護の監督・管理もいっそう強化されており、特に環境影響評価を手段とする汚染予防メカニズムはさらに整備されている。10月末までに、上海市は環境面の違法案件合計1200余件を取り締まり、罰金3000万元を徴収しており、昨年より30%増となった。また、上海市は環境面の違法企業500余社をブラックリストにのせた。
「チャイナネット」2007年12月17日 |