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生ワラ利用の発電プロジェクトが稼働 江蘇
発信時間: 2007-12-25 | チャイナネット

国内初の独自開発による生ワラ利用の発電プロジェクトがこのほど、江蘇省淮安市で完成し、稼働を開始した。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。

同プロジェクトは乾燥していない稲ワラ、麦ワラを主要燃料とし、国内の設備を採用して進められた。関連研究は江蘇国信淮安生物質発電有限公司、江蘇省電力設計院、関連メーカーの共同で進められ、ワラの梱包、破砕、輸送などさまざまな実験を重ねて、ワラ全体を破砕する技術や輸送中のワラのからまりを解消する技術などといった技術的難問をクリアした。

ワラの購入については、淮安市楚州区に22カ所の郷・鎮販売スポットと6カ所の販売中心ステーションを設置し、市場化運営を実施し、ワラの品質と供給を保障。これにより耕作地でのワラ焼却による環境への悪影響を回避できるだけでなく、農民が収入を得られるようになった。稲ワラ1トン当たり180元で計算すると、プロジェクト実施地点の楚州区では、農民はワラ売却により毎年約5千万元の副収入を得ることができるようになる。

「人民網日本語版」2007年12月25日

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