昨年の広州市の天候で最も目立ったのは気温の高さと降水量の少なさだ――広東天文学会の専門家は昨年の広州市の天候を振り返ってこう述べた。なかでも気温は2006年に引き続きここ100年以来最も高い水準となっている。「新快報」が伝えた。

広東天文学会の統計によると、広州市の通年平均気温は1997年以来、22度以上をキープし、過去30年の平均を超える高い水準で推移してきた。そのうち03年と06年、07年には23度以上に達したが、これは気象観測が始まった1908年以来なかったことだという。もしも気温が高い状態が続けば、広州市の気候は亜熱帯気候から熱帯気候へ変わり、人々の生活にも変化をもたらすことが予想される。

「人民網日本語版」2008年1月2日