広州市環境保護局によると、広州市に登録している全ての車両は、来年1月1日から12月31日までに、排ガスに見合った環境保護マークを受け取らなければならない。2009年からはマークの提示が義務付けられ、提示できないものは公道での走行が禁止される。「新華網」が伝えた。

同局の担当者によると、広州市は環境保護マークの審査と発行の作業を来年中に完了し、09年から環境保護マークによる管理を逐次に実施していく。09年の上半期には、車両に付けられたマークを見れば、該当車両の有害物排気状況を知ることができるようになる。これに基づいて、有害物の排気が基準を超える車両は走行が禁止され、有害物排気量が一定以上の自動車には走行エリアや時間を制限するなどの措置が取られる。マークのない車両は公道を走ることができない。

広州市には200万台近い自動車が登録されている。市では、今年年初から18カ所の審査地点で、国家Ⅲ排ガス基準の自動車に対する審査と環境保護マークの配布を行っており、11月末までに7万8千台が配布を受けた。

「人民網日本語版」2007年12月28日