世界経済フォーラムのダボス総会は24日、世界の水資源不足の問題に関するシンポジウムを開いた。国連のパン・ギムン事務総長、コカ・コーラのイズデル最高経営責任者（CEO）などがシンポジウムに参加して、水不足の問題を大いに重視すると共に、協力して解決策を求めていくよう各界に呼びかけた。

パン・ギムン事務総長は「水不足の問題に対しては全世界が大いに重視すべきだ。この問題を解決することが緊急の課題である。去年、気候変動に対応するため世界はいろいろなことをやった。今年も同じように水不足問題のために多くのことをしなければならない」と語った。

また、コカ・コーラのイズデル最高経営責任者は「水資源問題の解決策を作り出すのはそれほど難しいことではない。全世界がこの問題を重要視することが一番大事だ。この問題を解決するためには、企業、政府と各団体など全世界が一緒になって取組むことが必要だ」と述べた。

｢中国国際放送局　日本語部｣より2008年1月25日