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低炭素都市プロジェクト始動 モデル都市に上海と保定
発信時間: 2008-01-30 | チャイナネット

世界自然保護基金(WWF)は北京で28日、最初のモデル都市に上海市、河北省保定市を選定し、「中国低炭素都市発展プロジェクト」を正式にスタートした。中国新聞網が伝えた。

「低炭素都市」とは、経済成長が著しいにも関わらず、エネルギー消費や二酸化炭素排出量が比較的低レベルを保っている都市のことをいう。WWFは今後数年間、低炭素都市の目標を実現するために、上海市と保定市の建築省エネ、再生可能エネルギー、省エネ製品の製造や応用等の分野においてサポートを行い、低炭素化を推し進めるための方案を模索し、実行可能な方法をまとめ、全国レベルで推進していく。

国家発展改革委員会エネルギー研究所の李俊峰副所長は、「中国都市部の低炭素化に待ち受ける険しい道のりを打開するには、政府部門、研究機関、企業、国際組織など多くの支持や参加が求められる。各方面からの協力を得て低炭素都市プロジェクトを推進し、第11次5カ年計画(「十一五」、2006~2010年)に盛りこまれた『単位GDPエネルギー消費の20%削減目標』に近づくことが期待される」と指摘する。

「人民網日本語版」2008年1月30日

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