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非食料性原料でバイオエタノール燃料を生産可能
発信時間: 2008-02-28 | チャイナネット

香港和宝国際持株有限公司はこのほど、自社の生物活性抽出技術を活用し、テンサイを原料とするバイオエタノール燃料の生産研究において、画期的成果を挙げた。寧夏省銀川市の同社拠点において長期にわたる工業化生産の実践を通じ、非食料性原料を利用した、低コストのバイオエタノール燃料の生産を可能にした。

同社は2006年に同技術に関する知財権を取得、世界に先がけて生物活性抽出生産による非食料性バイオエタノール燃料生産技術を開発した。本技術は投資額・コスト共に低く、アルコール抽出率は高く、柔軟性の高い生産工程、環境への影響が小さいなどの長所を有しており、中国ではすでに国内ハイテクプロジェクトとしての認定を受けている。同社は昨年銀川市に、純度96%のエタノールを年間1万5千トン生産可能な生産拠点を建設しており、世界初となる生物活性抽出技術によるテンサイを原料とするバイオエタノール燃料の生産に成功、工業化のめどをつけた。

「人民網日本語版」2008年2月28日

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