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天津 過去50年で冬季気温が3.3℃上昇
発信時間: 2008-03-24 | チャイナネット

「世界気象デー」となった23日、天津市気象局の辺海副局長は、観測データから分析すると、世界的な気候変動の影響は中国においても明らかで、天津地区の冬季の気温は過去50年間で3.3℃上昇したと明らかにした。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。

中国華北平原の東北部に位置する天津では、1921年より正確な気象観測が開始された。1961年までに観測地点は計9カ所に達し、気象観測網が完備されている。

同副局長によると、観測データから分析すると、過去90年間、天津市区の気温は明らかに上昇傾向にあり、そのペースは10年に0.16℃と、中国全土および全世界の気温上昇のペースとほぼ一致しているという。さらに過去50年間、同市区の気温上昇率は高まり、全国平均を上回る10年に0.38℃のペースで上昇している。四季別にみると、冬季の気温上昇率が最も高く、10年に0.66℃のペースで上昇、過去50年間で既に3.3℃上昇している。

「人民網日本語版」2008年3月24日

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