4月中旬から天津市は引ラン水、雨水洪水などを生かし、3回にわたり海河生態補水作業を行い、五輪前に市内河道の水循環を促進、水生態環境を改善する。
春になると、天津の気温が上がり、海河の水位が下降しつつある情勢のもとで海河の生態、景観、都市工業用水需要を満たすために、天津市水利部門はすでに相応する生態補水案を制定したと天津市水利局の担当者は説明した。
今年4月中旬、引ラン入津第1回補水作業がスタートし、引ラン水が暗渠と北運河を経由、海河に流れ込み、海河およびそれに通じる都市景観河道の水位が高められ、海河など天津市内の河道の水質が有効に改善され、補水量は1500万立方メートル。
もし5月に有効降雨がなければ6月上旬、1000万立方メートルに達する第2回補水作業が発動される。7月中旬、河川の水流情勢をふまえ、水防安全を確保する前提のもとで雨水洪水を生かし、都市水環境がさらに改善される。もし降雨量が低すぎれば、1500万立方メートルの第3回補水作業が展開される。
作業期間で海河は天津市内の津河、衛津河といった景観河道と水体循環を実現し、天津市内の水生態環境を有効に改善する。
「中国国際放送局 日本語部」より2008年3月24日 |