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海螺集団 余熱発電で年に13億kWhの節電
発信時間: 2008-04-08 | チャイナネット

安徽省経済委員会によると、海螺集団が独自の知的財産権を持つ高効率の純低温余熱発電技術の開発に成功した。セメント1トンあたり38kWhの電力が節約可能で、国際的に先進的な水準に達している。「新華網」が伝えた。

セメント生産過程では約大量の200度の排気が大気に直接排出され、貴重なエネルギーが浪費されている。中国最大のセメント企業集団の海螺集団は、同社の国家級技術センターと強力な人材や技術面での優位性を利用して、ここ3年で国内外の設備メーカーとの共同開発や独自の設計を通じて純低温余熱発電のコア技術を掌握した。

同集団は15億元の資金を投入し、2007年末までに傘下の工場8カ所で純低温余熱発電プロジェクト14項目を建設、総発電容量は19万キロワットに達している。これら余熱発電プロジェクトの稼動後は毎年13億kWhの電力が節約可能で、企業のコスト6億元以上を削減、2年半で投資を回収することができる。火力発電に換算すると毎年石炭72万トンを節約し、二酸化炭素排出量150万トン近くを削減したことになる。

「人民網日本語版」2008年4月8日

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