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排気基準クリアしない企業は五輪期間に生産停止 
発信時間: 2008-04-08 | チャイナネット

山東省環境保護局は7日、環境汚染を及ぼしている100社余りの企業に最終通告を下し、期限までに排気基準をクリアできない企業は、五輪期間において、生産を停止させる予定であることを明らかにした。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。

同局は、排気基準をクリアできていない全省132社の企業に対し、五輪期間の生産あるいは運営の停止に関する事前通知を下した。各企業に対し、6月30日までに、措置を講じ、排気基準をクリアするよう要求した。もしクリアできなければ、五輪期間において、すべての運営を停止しなければならない。そのうち、魯北企業集団、魏橋創業集団、勝利発電所の3社は、脱硫装置の建設が遅れていることで指名された。

同局によると、上記の132社は主に、二酸化硫黄の排出濃度が基準を超過している、環境保護関連の審査認可を得ず建設プロジェクトを行なった、粉塵排出濃度が基準を超過している、などの問題が存在している。規定によると、五輪期間の生産停止の事前通知を受領した企業の所在地政府は、その管轄内の企業に対する監督を行なわなければならない。期限までに環境保護当局の要求を満足できなかった企業は、7月1日から全て生産を停止しなければならない。

山東省は、北京五輪期間の大気質を保障する省のひとつで、五輪期間の大気質を保障するための厳格な措置を取っている。2007年、山東省の二酸化硫黄の排出量は180万トン強で、2006年と比べると7.12%減となっており、全省17都市で毎日報告される大気質「良好」(大気環境レベルが2級)率は94.2%に及んでいる。

「人民網日本語版」2008年4月8日

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