中国政府はこのほど、2008年6月1日から、商品を小売販売する全国すべての場所で、ビニル製買い物袋(レジ袋)を無料で提供することを禁止すると発表した。これに対し社会的な反響は大きく、ある大型ポタールサイトが一万人以上を対象に調査した結果、これを支持する人は73.9%を占めた。
中国政府がこうした決定を下したのは、使われ過ぎているレジ袋によって引き起こされる環境汚染を減らすためである。広州市の統計によると、同市では毎日、レジ袋のゴミは2000万枚に達し、一年間では70億枚に達する。中国全体のレジ袋の年間使用量は、天文学的数字になるだろう。
しかもレジ袋の生産や収集、処分は、大量の資源と資金を浪費するだけでなく、環境汚染を招いている。レジ袋による「白色汚染」に直面して、中国政府と国民は、現状を変えようと決意した。
2004年、チベット自治区のラサ市はレジ袋の使用を禁止した。いま、北京にあるいくつかの大型スーパーも、レジ袋を使用しない客には、スピーディーに精算できるレジの通路を設置した。政府は超薄型レジ袋の使用をやめさせるとともに、販売側も客に繰り返し使用できる買い物袋を有料で提供するようになる。6月1日からは、20年以上使われなかった買い物かごや布製の買い物袋が、再び中国の庶民の手に戻ってくるだろう。
「人民中国インターネット版」より2008年3月27日 |