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中米科学者、砂嵐の原因解明へ
発信時間: 2008-04-21 | チャイナネット

砂嵐はいかに発生するのか?どのように飛来するのか?地球温暖化への影響はいかなるものか? 中国西北部・甘粛省内の黄砂多発地域でこのほど、中米両国の科学者20人以上が初の砂嵐共同観測を行った。今後の砂嵐発生メカニズム解明への手がかりになることが期待される。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。

本プロジェクトに参加する蘭州大学大気科学学院・張武教授によると、今回の観測は今月初旬に開始、6月中旬まで続けられる計画で、これまでの単地点での観測と違って、移動しながら観測を行う。本プロジェクトで使用される砂嵐移動観測システムは蘭州大学が自主研究開発、国内初の干ばつ、砂嵐などの気象災害専用・移動式観測システムとなる。同システムは今年2月に設置されて以降、2月29日、3月17日の2度にわたる砂嵐観測に成功している。

「人民網日本語版」2008年4月21日

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