ホーム>>生態環境>>砂塵対策
新疆 砂漠化抑制の立法化を提議
発信時間: 2008-04-03 | チャイナネット

新疆ウイグル自治区の林業庁が起草を請け負った「新疆ウイグル自治区が『中華人民共和国砂漠化対策法』を実施する弁法(草案)」が、同自治区人民代表大会の審議にかけられた。同自治区は、地方レベルの法規の立法化をもって、砂漠化拡大に対する更なる抑制を見込んでいる。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。

同弁法は、「中華人民共和国砂漠化対策法」に基づき、今後、同自治区の砂漠化対策措置の職責、責任主体、計画などの内容に対し、明確な区分けを施したもので、砂漠化した区域の閉鎖・保護制度を更に補充させ、完備されたものになっている。

同弁法によると、下記の行為に対し、相応の行政処罰が下される。

▽砂漠化が厳重で、回復保護区に指定された土地で、開墾や植物の伐採などを行った場合。

▽放牧が禁止されている区域で、放牧を行った場合。

▽砂漠化した土地で、建設などの開発を行った場合。

▽砂漠化の法的措置を取らなかった場合、または措置を取ったが、その職責を全うせず更に厳重な砂漠化を招いた場合。

「人民網日本語版」2008年4月3日

  関連記事

· 国連、中国の砂漠化防止策を評価

· 砂漠化した土地の20%が初歩的な整備

· 砂漠化による経済損失は年間540億元

· 砂漠化対策

· 砂漠化防止に1千団体以上が参加 内蒙古

·

  同コラムの最新記事

· 北京に最も近い砂漠は天安門まで80キロ

· 中国の環境保護部が近く発足

· 中日の協力・提携で北部湾に防護林を建設

· 北京の空気をきれいに 内蒙古が協力

· 内蒙古の黄砂、減少傾向に