甘粛省酒泉市発展改革委員会（発改委）は4日、同市の1千万キロワット級風力発電基地建設計画報告がこのほど中国水電水利計画設計総院の審査を通過したことを明らかにした。同基地は世界最大の風力発電基地となる。

酒泉市発改委の王建新主任によると、同市の良好な風力エネルギー条件を生かし、甘粛省は同市に1千万キロワット級の風力発電基地戦略構想を提出していた。計画によると、まず容量1065万キロワットの発電ユニットが建設され、同基地の最終的な発電総容量は3565万キロワットとなる。国家発展改革委員会エネルギー問題担当の責任者によると、1千万キロワット級風力発電基地の建設は世界初となる。

「人民網日本語版」2008年5月6日