「全国都市節水宣伝ウィーク」1日目の11日、上海市水務局は、中国初の節水型都市としての各種対策が進められている中、上海はすでに節水型都市としての確立を果たしたと発表した。現在上海の同市GDP1万元あたりの水消費量は百立方メートルに減少し、1日あたりの最高節水量は10万立方メートルちかくに達しているという。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
同局の張嘉毅局長によると、上海は全国初の節水型都市として、すでに全面的な節水型社会の確立を果たした。現在、同市の市内GDP1万元あたりの水消費量は百立方メートルに減少し、工業付加価値増加額1万元あたりの水消費量は154立方メートルに減少、工業用水の再利用率は81.5%にまで上昇している。
上海の市内住宅コミュニティにおける節水推進については、コミュニティ内のボランティアが節水を呼びかける巡視をおこなっているほか、景観用水、緑化灌水用水については、極力水道水の再利用、あるいは雨水の使用を促している。また節水型工業パーク建設において、水道管網の運営管理および水道メーター類の管理強化を推進、水資源の利用効率向上、汚水排出削減を推進するほか、工業廃水の回収利用を促し、水資源の再利用を実現している。
「人民網日本語版」2008年5月12日 |