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中国の再生可能エネルギー事業が国際的な賞を受賞
発信時間: 2008-06-20 | チャイナネット

持続可能なエネルギー技術の推進に寄与した事業などに贈られる「アシュデン賞」の授与式が19日、ロンドンで行われた。ソーラーパネルの普及に寄与した中国の再生可能エネルギー事業が海外部門の優秀賞に輝いた。ブラジル、エチオピア、インド、タンザニア、ウガンダの事業も同じく優秀賞を受賞。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。

中国の再生可能エネルギー事業は01年、国家発展改革委員会と世界銀行が共同で立ち上げ、グローバル環境基金(GEF)の出資で、ソーラーパネルの開発・推進、企業支援、製品の検査・認証能力の構築、中国製品の技術・品質向上、製品を応用した商業化など太陽光発電の推進に取り組んできた。太陽光発電システムは半導体で出来た太陽電池の光電効果を利用して、太陽光のエネルギーを直接電気に換える新型の発電システム。

再生可能エネルギー事業では01年の発足以来、中国西部や西北部など辺境地域で遊牧民にソーラーパネル40万2千枚を販売し取り付け、約160万人が照明・通信・娯楽の面でその恩恵を与った。

「人民網日本語版」2008年6月20日

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