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国際金融公社が中国の環境・省エネに投資
発信時間: 2008-06-18 | チャイナネット

世界銀行の国際金融公社(IFC)は17日、上海浦東発展銀行(以下、浦発銀行)と省エネ対策や排出ガス削減対策に取り組む提携協議書に調印した。この提携により、年間350万トンの二酸化炭素(CO2)削減が期待される。

同協議書には、国際金融公社は浦発銀行に5億元(約7250万ドル)を提供してリスク分担メカニズムを構築し、中国の省エネ対策や排出ガス削減対策のため、浦発銀行に総額10億元(約1億4500ドル)の債権ポートフォリオを提供することが盛り込まれた。この債権ポートフォリオで「グリーンクレジット」政策を推し進め、持続的発展可能な省エネ型社会を建設し、中国の省エネや環境保護の発展を促し、気候変動問題の解決を目指す。

「人民網日本語版」2008年6月18日

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