太原衛星打ち上げセンターは6日午前11時25分、キャリアロケット「長征二号丙」を利用して、環境・災害監視予報小型衛星「星座A星」「星座B星」を打ち上げた。打ち上げから51分後、衛星は正確に軌道入りした。

　小型衛星「星座」は、環境保護や自然災害の防止を目的とし、広範囲・全天候型の動態観測を不断に行うことができる。今回打ち上げられた「A星」「B星」は、中解像度の光学観測を行う能力を持ち、星座シリーズの建設に向けた最初の部分となる。シリーズ完成後は、航空観測や地上観測などの手段やその他の遠隔データと結合され、効率の高く安定した環境・災害監視警報システムとサービスネットワークが構築される。中国の環境保護と災害防止のシステムをさらに高いレベルで整備・改善するねらいだ。

　「人民網日本語版」 2008年09月07日