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北極の海底で大量のメタンを観測 
発信時間: 2009-08-16 | チャイナネット

 イギリス国立海洋学センターが14日に発表したところによると、同センターの研究者がソナー(水中音波探知機)などを使って、北極の海洋地域で大量のメタンを観測した。これは、温暖化によって海底から大量のメタンを放出するという説を証明した。

 研究者たちは北極のウェストスピッツベルゲン海域で調査を行った。研究者は「北極の全ての海域でこのような状況が発生したら、毎年数千万トンのメタンを放出することになる。メタンは温室ガスだから、また地球温暖化を加速していくほか、海水に溶け込んだメタンは海水の酸度を高めて、生態環境にも影響をもたらす」と述べた。

「中国国際放送局 日本語部」2009年8月16日

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