ホーム>>生態環境>>汚染対策
中国、気候変動対応でより強力な措置を
発信時間: 2009-08-28 | チャイナネット

第11期全国人民代表大会(全人代)常務委員会は27日の会議で、気候変動への対応の方針、原則と対策を盛り込んだ決議案を採択した。気候変動対応に関する決議案の採択は、今回が初めて。

今回会議は24日から開かれたもので、その間、気候変動への対応について国務院からの報告を聴取したほか、『再生可能エネルギー法』の修正に着手し、気候変動への積極的な対応に向けた決議案を採択した。

国務院の報告によると、中国政府は、気候変動への対応を国民経済と社会発展計画に組み入れ、環境にやさしい経済を発展させ、法の整備と国際協力を強化するなど一連の措置を実施する。

今年末、デンマークのコペンハーゲンで開かれる気候変動枠組条約の締約国会議について、国家発展改革委員会の解振華副議長は「『バリ・ロードマップ』を順守し、『国連気候変動枠組条約』と『京都議定書』を確実に実施し、技術の移転と資金的支援などを総括的に考えるべきだ」と強調した。その上で「中国は、人類の生存と発展に高度の責任を持つ姿勢で、気候変動をめぐる国際対話を推進していく。その中で、発展途上国との協力を強化し、先進国との交流を保ち、気候変動対策を口実にした貿易保護主義に反対して、最大の努力と誠意をもってコペンハーゲン会議を成功させたい」と語った。

「中国国際放送局 日本語部」 2009年8月27日

  関連記事
  同コラムの最新記事

· 北京市、2015年までに埋立て処分ゴミをなくす計画

· 中国最大の逆浸透膜の新工場、北京に建設へ

· 国際ダイオキシン会議が北京で開幕 28日まで

· BMWより高価、トランスフォーマー似の清掃車が広州にお目見え

· UNEP、上海市の万博での環境保護活動を評価