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FAO、気候変動による食糧安全への脅威を警告
発信時間: 2009-10-03 | チャイナネット

 

FAO・国連食糧農業機関はこのほど報告書を発表し「2050年には、気候変動によって貧困国の境遇はさらに困難になり、全世界の食糧安全にも深刻な脅威をもたらすだろう」としている。

報告書では「未来の農業発展と食糧安全は気候変動及びその副作用と緊密に関わっている。40年後、食糧が不足する最貧困の地域が地球温暖化の危害を受けるのは深刻な問題であり、発展途上国、特にサハラ砂漠南の地域にあるアフリカ諸国はますます食糧の輸入に頼らなければならなくなる」としている。

また2050年には、地球温暖化により、発展途上国の農業生産力は全体として9%から21%低下するようになり、また世界人口が現在の60億人から91億人に増加するという見込みだということだ。

「中国国際放送局 日本語部」より 2009年10月2日

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