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山東省に世界最大の太陽エネルギー利用ビルが誕生
発信時間: 2009-12-02 | チャイナネット

 

世界最大の太陽エネルギーのシステムを導入したオフィスビルが11月27日、山東省の徳州市に完成した。このビルは「日月壇・微排(温室効果ガスの排出量が少ない)ビル」と呼ばれ、総面積は7万5000平方メートル。現在のところ世界では最大の太陽エネルギーを活用した建物で、太陽熱を利用して給湯や冷暖房などをまかなう。

このビルの省エネ効率は、国の公共建築の基準である50%を超える88%で、1年間に約2640トンの標準石炭と600万キロワットの電力を節約することができ、汚染物排出は8672.4トン減らすことが出来るという。

展示や科学研究、事務、会議、育成訓練、ホテル、娯楽などの機能が集まった「日月壇―微排ビル」は、来年開催の第4回国際ソーラー都市イニシアチブ (ISCI)会議のメイン会場でもあり、省エネや環境保護、生態、人に優しい「エコ5つ星」のビルは、太陽エネルギーの総合的な利用技術と、建築の省エネ技術が結び付いた模範のプロジェクトだ。

 

設計のモチーフは、輝きやエネルギーを放出する太陽と、中国古代の時計「日時計」。建物のメインカラーの白色は、清潔なクリーンエネルギーと自然がはらむ原始的なヒューマニズムを意味し、黒色がベースの太陽熱集熱器は、広い宇宙にある豊かなエネルギーが人類の開発と利用を待っているという意味を含んでいる。

巨大な鉄骨構造の「日月壇―微排ビル」は、北京オリンピックのメイン会場だった国家体育場の「鳥の巣」に似ていることから、「太陽エネルギーの鳥の巣」と呼ばれているが、「日月壇・微排ビル」に使われている外部の鉄骨構造は、「鳥の巣」のわずか1%の11万トン。集熱器が設置されている場所以外は、至るところに省エネや環境保護の構想が見られる。

この世界最大の太陽エネルギーを活用したビルには、米国のCNNやイギリスのBBC、ロイター通信、米国のビジネスウィーク、ドイツのジュートドイッチェ・ツァイトゥング、韓国KBS、スペインとフランスのテレビ局、世界自然基金会(WWF)、Global Focus、グリーンピースなど、多くの世界のメディアや国際団体が見学に訪れた。

来年の国際ソーラー都市イニシアチブ会議が近づくにつれ、また世界が気候変動や省エネ、温室効果ガスの排出削減について注目する中、「日月壇・微排ビル」は世界の関心を集めている。

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