中国初のごみ埋め立て地発電所——天子嶺ごみ埋め立て地ガス利用発電所は1998年4月に建設工事がスタートし、同年8月に完成し試運転を始めた。1998年10月には正式に送電網接続の発電を開始した。
第1期工事で設置された発電ユニット2基の年間発電量は1600万キロワット時、生産額は約780万元に上った。天子嶺の現在のごみ埋め立て地の規模に基づき計算すると、同発電所は20年あまりの間、発電を行うことができる。2006年12月末までに、ごみ埋め立て地の可燃性・爆発性ガス排出量を約8900万立方メートル削減したほか、埋め立て地ガスを利用し約1億2000万キロワット時を発電した。こうして、ごみ埋め立て地ガスの無害化処理と資源総合利用の実現に成功し、社会と環境に好ましい効果と利益をもたらした。
「チャイナネット」2009年12月2日