江厦潮汐発電所は、浙江省温嶺市南西の港にある国家クラスの潮汐発電実験基地。1980年5月、中国初の双方向潮汐発電所として、500キロワットの発電ユニット1号基が発電を開始した。1985年と1986年にそれぞれ2基ずつ設置し、合計5基の発電設備容量は3200キロワットとなった。
潮汐発電は潮汐の干満差を利用し、燃料を必要としないので、環境を汚染することがない。2009年初め、中国は400万元あまりを投じ3号、4号基の技術改良工事を実施した。改良工事後、発電所の設備容量は3900キロワットに達し、オートメーション化および安全面などで全面的なレベルアップを実現した。2020年までに、中国は10万キロワット分の潮汐発電所建設を計画している。
「チャイナネット」2009年12月2日