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気候変動の被害国、交渉の規則遵守を先進国に要求
発信時間: 2009-12-17 | チャイナネット

 

アフリカ諸国と最も遅れている国、そして小さな島国は気候変動の最大の被害者と見られている。これらの国は16日、コペンハーゲン気候変動会議のハイレベル会議で、交渉のルールを守り、排出削減の目標と気候変動対策への融資を高めていくことを先進諸国に求めた。

小さな島国連盟の代表であるグレナダのティルマン・トーマス首相は小さな島国連盟が2007年のバリ・ロードマップの既定に基づいて、交渉を続けると共に、『京都議定書』が堅持されることを強く求めた。

また、アフリカ諸国の代表であるエチオピアのメレス・ゼナウ首相は「気候変動に対応するための融資額は、2015年までに毎年500億ドルとなり、2020年までには1000億ドルが必要だ。そのうち50%の資金は気候変動による影響を最も受けるアフリカ諸国と小さな島国に使うべきだ」と強調した。

「中国国際放送局 日本語部」より 2009年12月17日

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