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東アジアでまれに見る豪雪 中韓は雪害が発生 |
発信時間: 2010-01-05 | チャイナネット |
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東アジアの地域がめったにない豪雪に見舞われ、中国と韓国が相次いで被害を受けた。関連地域の交通や運輸はかなり影響を受け、人々の生産や生活に支障が出ている。 中国中央気象台の観測によると、4日午前に山東半島や北京市、天津市の積雪は10センチから12センチにも及び、北京市の一部の地域では25センチから35センチに達するなど、北京市と天津市の1日の降雪量はこの60年で最も多かった。 豪雪は北京市や天津市の交通や日常生活に深刻な影響をもたらした。4日の北京―天津間の高速列車は30分も遅れ、道路を行き交う車の数も少なかった。天津市の鉄道部門の運行時刻は、多くの北京市と天津市を往復する列車が30分から50分の遅れになり、北京市と天津市の小中学校は休校した。 韓国のソウルなども4日は豪雪に見舞われ、韓国聯合通信社などのメディアが伝えたところによると、韓国気象庁の観測データでは、4日午後のソウルの積雪は27.8センチに達し、韓国気象庁が観測を始めた1937年以来、1日の降雪量としては最多だったという。韓国の役人は、ソウルはこの100年で最も深刻な豪雪に見舞われたと話している。 豪雪のためにソウルなどの地域の交通は麻痺状態に陥った。ソウルに出入りする高速道路はほとんどが通行止めになり、大部分の国内便は遅延、またはキャンセルに。そして4日夜に開催予定だった韓国の内閣会議も豪雪のために延期されている。 北京やソウルなどでは、多くの人たちが街に出て除雪をした。そのためソウルでは多くのサラリーマンたちが、今年初めての出勤日に遅刻したという。また韓国の人たちは交通が不便なためにケイタイを利用して連絡をとり、4日のメッセージの発信量は大いに増加した。 |
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