中央政府が澳門(マカオ)に贈るパンダ1組の選出結果が発表された。国家林業局、国務院香港・澳門弁公室が成都パンダ繁殖研究基地で、コード710番の「奇妙」と717番の「蜀祥」の2頭が澳門に贈られると発表した。
澳門行政法務司の陳麗敏司長は、選ばれた2頭のパンダは可愛らしく、中央の澳門に対する関心に感謝すると述べている。陳司長によると、石排湾で建設中のパンダ館は9月に完成する予定で、年内にはパンダを澳門に迎えられるよう努力している。パンダ館と付属施設の建設費用は8千万マカオドル程度と見られる。
「人民網日本語版」2010年6月2日