中国初の二酸化炭素を回収・貯蔵する(CCS)プロジェクトの建設が間もなく神華グループでスタートを切る。このプロジェクトが完成した暁には、年間10万トンの二酸化炭素を地中に封じ込めることができるという。
二酸化炭素を貯留する最大の目的は、地球温暖化の原因とされる温室効果ガスの一つである二酸化炭素の大気中濃度を削減することである。神華グループは大型国有企業として、国の省エネと二酸化炭素の削減に重要な役割を担っており、プロジェクトの実施は二酸化炭素排出量の削減に手本を占めしていくれるだろうと見られる。
中国国際放送局 日本語版 8月20日