広西チワン族自治区党委員会と同自治区政府は電気自動車の研究開発や産業化を積極的に推進し、同自治区を全国規模の重要な新エネルギー自動車生産拠点に発展させようと努力を重ねている。「人民日報」海外版が伝えた。
自動車工業は同自治区が重点的に進める14の1千億元規模産業の一つであり、2009年には同自治区の2番目の基幹産業となった。新エネルギー車産業の発展に力を入れることは、同自治区の経済発展モデルの転換を加速し、工業を大きく、強く、優れたものへと発展させる上で重要な意義をもっている。現在、広西桂林客車、柳州五菱、柳州延竜の3社が開発製造する純電気のバス、自動車、貨物車、コミュニティ車が相次いでラインオフしており、中でも独自開発の小型電気貨物車の技術水準は国内でトップレベルにある。
これと同時に、電気自動車の応用普及に向けた重要な前提条件として、充電設備の建設計画の早急な解決が重要な問題となりつつある。同自治区政府は今年6月11日、南方の5省・自治区のトップを切って中国南方電網公司と戦略強力枠組合意に調印し、電気自動車の充電設備の建設を加速させた。(編集KS)
「人民網日本語版」2010年12月23日