国務院弁公庁はこのほど、新設する国家級自然保護区のリスト(河北省青崖寨、山西省黒茶山など28カ所)を発表し、現地経済や住民生活と自然保護区との関係の適切な処理などの問題について手配を行った。中国政府網が30日に報じた。
国務院弁公庁は通知の中で、「自然保護区は生物多様性を保護し、生態文明を建設する上での重要なキャリアとなる。自然保護区の建設は生態環境・自然資源の保護に向けた効果的な措置であり、経済発展モデルの転換を加速し、持続可能な発展を実現するための積極的な手段だ。河北省青崖塞など28カ所の国家級自然保護区は、対象地区の典型性、希少性、危険性、代表性が高く、生物多様性と生物資源の保護、生態システムの循環維持などの面で重要な役割を果たす」と指摘したほか、関連地区に対し、認可された面積と範囲にしたがって境界の測量を行い、自然保護区の土地と海域の帰属を明確にし、規定された期限内に区間を明示し、発表するよう求めた。
「人民網日本語版」2012年1月31日