ラムサール条約第14回締約国会議(COP14)の主催国イベント、世界フライウェイ地域水鳥生息地保護フォーラムが9日、武漢市でオンライン・オフライン開催された。フォーラムは、中国渡り鳥フライウェイ保護ネットワークの設立を宣言し、「中国渡り鳥フライウェイ保護ネットワークイニシアチブ」を発表した。
中国野生動物保護協会の武明録秘書長は、「中国は鳥類の種類が世界最多の国の一つで、既存の鳥類は1445種。うち移動の習性を持つ鳥類は800種を超える。中国は西太平洋、東アジア、豪州、西アフリカ、東アフリカの世界のフライウェイが交わるエリアにあり、毎年のシーズンになると多くの渡り鳥が中国を経由する。東アジアと豪州からの数だけでも5000万羽を超える」と述べた。
国家林業・草原局湿地管理官の楊鋒偉二級巡視員は、「中国を経由する4本のフライウェイをより良く保護するため、中国は29カ所の国家重要湿地と1021カ所の省級重要湿地を認定し、2200カ所を超える湿地タイプの自然保護区と数多くの湿地保護小区を建設した。フライウェイ上のほぼすべての重要エリアを網羅した」と説明した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年11月11日