国家林業草原局の発表によると、中国の湿地保護体制が初歩的に構築済みで、湿地保護の重点が面積総量安定の確保から全面的な質向上に転じている。
中国の国際重要湿地は82カ所、国家重要湿地は58カ所、国家湿地公園は903カ所、国際湿地都市は12。湿地面積は約5635万ヘクタールで、アジア1位で世界4位。国家林業草原局は、管理の規範化や質向上などを通じ、湿地生態系の多様性・安定性・持続性を持続的に高めると発表した。
国家林業草原局は今年、「小型湿地保護・管理規範」などの2つの国家標準と、「湿地生態修復技術フロー」などの5つの業界標準を発表し、湿地保護・修復の質向上を各地に指導した。同時に新たに指定した18カ所の国際重要湿地の公告を発表し、80カ所の国家湿地公園の試験検収及び調整活動を行った。
国家林業草原局の最新の調査によると、全国で今年実施済みの湿地保護・回復プロジェクトは91件、実施済みの湿地保護修復重大プロジェクトは14件で、3万9100ヘクタールの湿地が修復された。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年12月4日