まもなくオリンピック大会の開催を迎える北京の様子を世界中の人々に知ってもらうため、世界的に有名な映画監督5人が撮影した5本の短編映画が、2月末から正式に公開される。北京の新旧を織り交ぜたクールで情熱あふれる映像が、世界の観衆の前に登場する。

香港の劉偉強監督（左）

撮影を行ったのは、イタリアのジュゼッペ・トルナトーレ監督、イランのマジッド・マジディ監督、フランスのパトリス・ルコント監督、英国のダリル・グッドリッチ監督、香港の劉偉強監督。北京の都市イメージを題材とした5分間の短編映画をそれぞれが制作した。企画から今までに約2年が費やされた。

香港の劉偉強監督

これらの短編映画は今月末から、中国の中央テレビ局（CCTV）や北京テレビ局（BTV）、イタリア・フランス・イランの国営テレビなど、国内外の多くのテレビ局で放送される。またエールフランスや中国国際航空などの運航する飛行機の機内や、バスや地下鉄の車内、北京の映画館などでも上映される予定だ。

「人民網日本語版」2008年2月27日