バンクーバー市議会が2月26日午後に開催された特別な会議において、6月1日を「肥肥の日（Ms Fei Fei Day）」とすることを定めた特別儀式を行った。サム・サリバン市長自ら「努力賞」を授与し、今年2月19日に亡くなった、「肥肥（Fei Fei、おでぶさん）」あるいは「肥姐」などの愛称で知られる、同州バンクーバー市ゆかりの香港女性タレント・沈殿霞（リディア・サム）に哀悼の意を表した。

  サリバン市長は、「1980年代初めから、沈殿霞はカナダ人として、バンクーバーに定住し、長期間に渡り、多くの慈善活動に参加し、社会各界の人気を得ていた」と述べている。

  市議員である華僑の黎抜佳氏は、「沈殿霞の誕生日に当たる6月1日を『肥肥の日』とすることは、残された家族らと話し合い決定したことだ」と述べている。同じく市議員の華僑である周炯華氏は、「バンクーバー市政府は6月1日を『沈殿霞の日』にせず、『肥肥の日』としたのは、『肥肥』という彼女の愛称が、周知の名称であったからだ」と述べている。

  「人民網日本語版」2008年3月4日