ホーム>>映画>>中日映画交流
2006北京・日本映画週間上映作品――『椿三十郎』
発信時間: 2008-09-03 | チャイナネット

監督:黒澤明

出演:三船敏郎/仲代達矢/加山雄三/団 令子/志村 喬/田中邦衛/小林桂樹

出品:東宝(1962年/98分)

ストーリー:

ある城下はずれの社殿の中で若侍たち9人が話し合い、メンバーのひとり城代家老の甥の井坂は、“殿御出府中の留守を預かる城代に、次席家老の黒藤と国許用人竹林の汚職を訴え、我々と共に決起してほしいと頼み断られた。だがそこに現れた素浪人は、菊井こそ一番の悪党であると9人に忠告する。その後、社殿播大目付の手の者に取り囲まれたが浪人・三十郎(三船敏郎)が捕手達をあしらう。彼の手並みを見た菊井の府懐ろ刀・室戸半兵衛(仲代達矢)、仕官の望みあらば俺の所へ来いと言い残して引き上げていった。城代は拉致された、城代家老に落度があったゆえ監禁したから静観するように、と城内にふれ回り、若侍たちをおびき出そうとした。三十郎に何度も助けられながら、この浪人を信用していく。三十郎は菊井の手勢を欺いて離れた所におびき出してから、椿の花を黒藤邸から寺田家へ流れ込んでいる泉水に投げ込み、それを合図に城代救出に駆けつける計略をたてた。城代家老の邸で祝宴を設けたが三十郎の姿はかなった。その頃、城下を出た街道のはずれで三十郎は室戸と対峙していた。長い恐ろしい間があったが、勝負は一瞬。三十郎は肩をひとゆすりすると、去っていく・・・

「チャイナネット」2008年9月3日

 

  関連記事

· 2006北京・日本映画週間上映作品――『手紙』

· 2006北京・日本映画週間上映作品――『春の雪』

  同コラムの最新記事

· 2006北京・日本映画週間特別上映作品――『銀河鉄道の夜』

· 2006北京・日本映画週間上映作品――『明日の記憶』

· 2006北京・日本映画週間上映作品――『幸福のスイッチ』

· 2006北京・日本映画週間上映作品――『妖怪大戦争』

· 2006北京・日本映画週間上映作品――『たそがれ清兵衛』