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⑤ 企業が単独で開催する展示会用の一時輸入品について、国際慣習にあわせ、ATAカルネの使用を認めるよう要望したい。

⑥ インクカートリッジ、トナーカートリッジ等の消耗品の模倣品に対する当局による一層の自発的な摘発、取り締まりの強化を要望したい。模倣品業者の拡大を防ぐために、一定期間だけではなく、継続的な取組み、特に重点エリアについては繰り返して摘発キャンペーンを行うことを要望したい。

⑦ 「 インターネット商品取引及び関連サービス行為管理暫定弁法」に基づく当局の管理監督の徹底を要望したい。併せてインターネット販売における模倣品(消耗品)の取り締まり、罰則の強化、特に侵害を繰り返す悪質な業者に対してはより厳格な対応を要望したい。

⑧ 模倣品(消耗品)業者の再犯に対し、営業許可の取消、経営者の責任追及等、断固たる対応を更に要望したい。少なくとも再犯者に対しては微罪であったとしても厳罰を科すことを要望したい。対応の一つとして差押えた模倣品への評価基準を厳しくし、一般市販価格での模倣品価値の認定、また主要部品やパッケージの評価基準の見直しを要望したい。

⑨ 直接的な侵害者だけでなく、模倣品(消耗品)製造にかかわる川上業者への取り締まり、罰則を強化し、上流の共同不法行為者に対して、行政、刑事においても責任追及されるように法律整備を要望したい。同様に、模倣品(消耗品)を扱う業者に出店をさせている電脳城側に対しても当局が指導、罰則を与えられるよう法律を整備し、また、電脳城側が自発的に自身の市場を管理・監督することを法律により義務付けすることを要望したい。具体的には出店者の身元確認、営業許可証の確認、虚偽登録や模倣品(消耗品)販売等の不正行為を働いた出店者を野放しにした場合の罰則規定等を要望したい。

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2011