② 保税区から非保税区への送金における外貨管理手続き、および外貨管理制度自体の簡素化を要望したい。
③ HS コードの解釈が税関及び担当間で異なるケースがあり、都度輸入が滞るケースがある。同じ税関内でもHSコードの判断が異なることがあり、全国的に統一した基準に基づく同一判断が出来るよう徹底を図っていただきたい。
④ 中古設備の輸入に際し、現在は通関時に税関職員が価格査定している。査定価格の根拠が不明確であり、担当者により課買うに大きな開きがある。明確な査定規定の制定を要望したい。
⑤ 親会社から部品を一般貿易で輸入する際、業界の平均価格より低い場合、たびたび税関から課税評価額を業界平均値まで引き上げるよう求められている。顧客への納期遅延になりかねないため、要求に従わざるを得ない状況となっている。企業が出す申告価格の根拠を十分に勘案していただきたい。
⑥ 税関総署第22 号の通達により、7 月1日より保税港区貨物における手冊管理に対して同区内倉庫業者は電子手冊備案管理が必要となった。 これにより、輸出時(保税港区への入区時)の申告作業が2 回、輸入時(保税港区からの出区時)の申告作業が2 回にそれぞれ分かれて申告することになった。手続きの簡素化を要望したい。