中日貿易額、273億9千万ドル 1~2月
税関総署は14日、今年1~2月の対外貿易に関する報告を発表した。税関がまとめた統計によると、同期の貿易額は2263億7千万ドルに上り、前年同期に比べ26.3%増加した。うち輸出は1191億9千万ドルで同25.5%増加し、増加率は同10.7ポイント下降した。輸入は1071億8千万ドルで同27.4%増加し、増加率は同19.1ポイント上昇した。
同統計によると、今年に入って以来、中国と主要貿易相手との貿易が急増している。同期の貿易相手1位は前回に続き欧州連合(EU)で、両地域間貿易額は352億7千万ドル(同19.4%増)に上った。2位は米国、3位は日本、4位は東南アジア諸国連合(ASEAN)でいずれも前回と同じ。中米間貿易額は332億9千万ドル(同25.3%増)、中日間貿易額は273億9千万ドル(同11.7%増)、中国・ASEAN間貿易額は212億8千万ドル(同28.2%増)だった。中国からの輸出商品では、機械電気製品が中心を占めたほか、伝統的な大口商品の伸びも好調だった。